「許せない!」その奥にいる『自分の本音』を分かってあげる。

 

明らかに、客観的に、どう見てもコイツの方が悪いのにどうして認めないんだろう。

って、感じたことはありますか?


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でも、実はあなたが
『許せない!』と感じていればいるほどに

そのひと、本心からは謝ってくれなくなるんです。


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僕らは『 許せない! 』と感じているとき、同時に、その相手にこう感じています。

『 こいつ、サイテーな人間! 』


つまり、その人をどこか見下している感覚になっているんですね。

軽蔑して、バカにしている感覚です。


相手にしてみたら、見下されている感覚になりますよね?

だから、素直に謝ってくれなくなってくる・・


相手が認めてくれないもんだから、あなたは、ますます嫌な気分になってしまう。


かなりの悪循環ですよね。


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こういったときには、
つい僕らは相手に意識が向いてしまうんですね。

でね、あなたに意識を向けてみると、
いままでに気付かなかったことに気づくんです。

それは、あなたの本音です。


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『 許せない !』あなたが
そう感じているとき、さらにはもっと奥にいる『 踏みにじられたことに怒ってる 』って自分がいるとき、その怒ってる自分のさらにさらに奥には、“ある感情” が眠っているのです。


実は、この “ある感情” って、もう想い出せないぐらいのずっと昔から抱えていたりするものなのです。


それが、ふとしたきっかけで湧いてくるのです。


僕らが誰かを『許せない!』って感じているときには、意識が相手に向いています。

そして、そんなとき、あなたの奥に眠っているその感情に気づくことができないのです。


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それは、『 さみしい 』
『 分かって欲しい 』『 認めて欲しい 』って感情です。

多くの場合、まだ幼い頃に
両親との関係でできてしまった感情です。


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もしその本音を感じた場合には、『わたし、寂しいんだ。』って、まずは、自分でそのまま感じてあげてみてください。


必ずしも、相手に伝える必要はありません。

ひとりで口に出すだけでも効果はあります。


口にしたときに、気持ちが吹き出してくるようだったら、その中心にいるあなたを抱きしめてあげてください。


『 うんうん。寂しかったんだよね。頑張ったんだよね。 』って。

『 でも、分かってもらえない。 』

『 だから、”許せない!” んだよね。 』

『 わたしはわかってるよ。 』


と自分に自分で言い聞かせる感覚です。

まずは、自分で自分を抱きしめる。


そして、これは素直にできるようであればやってみてください。

『そんなわたしのことも、私は大好きだし愛してるよ』

以上は、できそうであればで大丈夫です。


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『許せない!』の奥にいる
あなたの本音は、

誰も分かってくれないまま、
何年、何十年と放置されています。

それに、まず光を当てることで
少しずつ気持ちが軽くなってくるんです。


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そして、その気持が癒やされたとき、あれだけ気になっていた“最低のアイツ”のことが、あまり気に触らなくなっていることに気づくと思います。


本当は、“ごめんね” って、ずっとずっと昔に言って欲しかったんです。

もう、想い出せないぐらいの昔に、本当は言って欲しかったんです。


『 気づいてあげなくてごめんね。そして、本当は愛しているよ。 』

って言って欲しかったんです。


でも、その気持に蓋をしつづけると、“許せない!”って状況をつくりだしてしまうんです。投影してしまうんですね。


“許せない!”って感情がもともと存在しているから、許したくても、許せないんですね。


だから、あなたが、まずはあなたを抱きしめてあげることで気持ちが軽くなってくる。


あまりにも、許せないって気持ちが湧いてくるときには、心の奥の奥にある本音、見つめてみてくださいね。


そうしたら、ずっとあなたが気づいてくれることを待っていた小さなあなたに出会えますから。

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