あるときから、こんな言葉に抵抗感を感じるようになりました。
「 あなたは、まだまだだから 」
「 あなたは、まだまだ成長できる 」
「 本当のあなたは、もっとすごい 」
自分が使うことも、使っている人に対しても違和感を感じるようになったのです。
それは、本来すでに十分な人を落とすことになるからです。
心のどこかで、「あなたは、まだ成功していない」と思って接する”成功者”は、決して成功者を産み出すことができません。
その人の周りにいる人は、永久に成功することはありません。
なぜなら、常にその人の中にある前提は
「 あなたは、まだまだだ。 」
「 まだ、あなたは成功していない。 」
というところにあるからです。
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どれだけ、周りが大きくなろうと成長しようと
常に『まだ』ということになるのです。
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そして、僕自身が、そうなっているときにはこんな恐れを感じているということに気づきました。
『 本当の自分がバレたら、どうしよう 』
『 こんな小さな自分がバレたら、どうしよう 』
だから、”成功者の証拠”を見せつけようとしていました。
それは、年収であったり、生活面での豊かさであったり、成功の実績であったり、いろいろな人を導いているということであったり、・・・
結局は、そんなもので人はごまかされることはありません。
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深いところで、その人が
本当はどのような人物であるか見抜いています。
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それに気づいたとき、僕は世の中に対して付けている仮面を外しました。
それは、” 自分は成功している ” という仮面です。
仮面をつけている間は、生きている感覚はありません。
仮面をつけている間は、くつろいでいるという感覚はありません。
仮面をつけている間は、いつバレるのだろうとつねに恐れています。
仮面をつけている間は、ストレスを抱え続けます。
もし、あなたが仮面を外しているとき、そこに ” 本来のあなた ” が現れます。
もし、あなたが仮面を外しているとき、その瞬間安らぎと自由が生まれます。
もし、あなたが仮面を外しているとき、そのとき豊かな流れに繋がることができます。
僕は、自分が仮面をつけて生きることも、他人の仮面に付き合うことにも面倒になりました。
ほとほと疲れてしまったのです。
そのような状態で生きている”成功者”は、すぐに分かります。
いっしょに接していると自分が不完全に感じたり、まだまだ駄目だと感じたり、もっともっと頑張らないと・・・と
“いまのあなた”を否定したくなるモードになるからです。
もし、あなたが無意識のうちに、”まだまだの人”であり、”修行中の身”であり、 “もっともっと向上しなければいけない人”になっている感覚になるのであれば要注意。
そこで生まれた向上心はニセモノの可能性が高いです。
わざわざ自分を落として、そこで向上するように努力をして到達する場所は
“本来の自分” という元いた場所です。
そして仮面を捨て去って、”本来の自分”で人と触れ合うとあなたが決めたときから
相手も仮面を外してコミュニケーションをしてくれるようになるのです。
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“本来のあなた” と
“本来のその人” が出会うとき
そこから本当の意味でのコミュニケーションがはじまります。
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“本来のあなた”と共に生き、
“本来のあなた”と共に笑い、
“本来のあなた”と共に遊ぶ仲間がどんどん増えていきます。
そこには、”成功するためのあなた” も、 “成功するための彼女も彼も”も存在しません。
個性の違う、魅力的なひとたちが集まっているだけです。
そこで幸せを感じているのであれば、そのときあなたは、自分の “成功法則” を生きていることになります。
同時に、周りの人も幸せを感じているのであれば
それぞれが、自分の “成功法則” を生きていることになります。
ひとりひとりが、形だけの成功者を捨て去り、自分で生きることを決意して生きる。
あなたにとっての成功法則を生きる。
それこそが、絶対的成功法則です。