チャクラのうち、僕らの身体の上層部にあるものは、見えない世界との繋がりと関係してきます。
僕らの潜在意識は、より大きな意識に本来は繋がっています。
上層部にあるチャクラが閉じていると、この大きな意識との繋がりを感じることができなくなります。
インスピレーションは、普段僕らが認識している意識領域より大きな意識領域からくる感覚です。
上層部にあるチャクラが閉じていれば閉じているほどに受け取りづらく、受け取っても”気のせいだ”と流してしまいます。
僕らが目に見えない、より大きな繋がりを感じられているときには人生全般に渡って信頼感を感じることができます。
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より大きな意識を感じられるということは
その大きな意識が生み出している”流れ”を
感じ取れるということです。
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つまり、僕ら個人の人生の流れにのみならず、より大きな流れを読み取ることが可能になってきます。
さらには、”頭”で考えている以上のアイディアやインスピレーションが湧いてくるようになります。
アーティストのcoccoさんは、あるときインタビューでこう答えています。
『 空から降ってきて自分を通してストーンと出ていく。
今のは何だったんでしょう、という感じ。 』
宮崎駿さんは、こう話しています。
『 無意識の、もっと底に行かなきゃいけないんだよ。
無意識じゃないんだよ。どこに繋がっているんだか分かんない底に行くんです。
作品ってそうだよね。意識の下が、全部無意識だっていう考え方は間違いだよ。
無意識っていうのは個人のもんだけど、もっと下に個人のものじゃないものがある。 』
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見えない大きな意識と繋がり、
形にしていく作業は芸術表現のようなものです。
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ミケランジェロは、素材を見たときに完成した作品が観えたということですが
まさにその”観えているもの”に近づけ、磨き上げる作業だからです。
2007年、半年で50名ほどの方にトランス誘導という手法を使って
潜在意識からのメッセージを受けとってもらうセッションを実験的に行いました。
このとき、クライアントは、より大きな意識領域から
個別の “魂” のような意識領域へインスピレーションを受け取っているようでした。
僕らがこの世界に産まれ、存在する目的や役割を知っている意識があるようだということを、このとき感覚的に掴みました。
この時の経験から、インスピレーションは僕らの役割や性質によってひとりひとり違う形を取って降りてきますが、
それはこの個別の魂の意識が関係してくると僕は確信しています。
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つまり、
上層部のチャクラが開いてくると
” この世界における魂の表現 ” を
僕らはすることができるのです。
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そのとき、僕らの表現のすべてはアートとなります。
料理、ダンス、言葉、アイディア、コミュニケーション、執筆、ものづくり、なにかの画期的な発見や理論など・・
市場調査をして出てくる ” 売れそうだと予想したもの “
データから割り出される ” 確率の高いもの ” ではなく、
人の心に響き、インスパイアする生命をもった表現となるのです。
ありとあらゆる表現が、僕らを通して表現するアートとなるのです。