人脈が欲しい? ならば、『 目の前にいる人 』からスタートしましょう。

以前、このような教えを学んだことがあります。


『 自分の親しい友人10人の平均が、あなたの収入や知識や実力。だから、付き合う仲間を意識しなさい。』

『 成功するためには、成功者の仲間になりなさい。』


これは、感覚的に真理であると感じる部分はあります。

でも、これって誤解も招いているところもあると感じています。


僕も以前は、 “成功者” や “有名人”と仲良くなろう!そのために『 人脈 を増やそう! 』 と、いろんなセミナーや交流会にでていた時期がありました。


でも、名刺ばかり増えても、人生の状況はちっとも変わらなかったのです(笑)


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そんな状況が変わったのは、
目の前にいる人をひとりひとり大切に
するようになってからです。


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例えば、友人に相馬一進さんという方がいます。

相馬さんは、いまでこそコンサルタントとして有名になりましたが、

知り合った8年ほど前には
お互いに、人脈も、スキルも、知識も、学歴もなく、僕らにあったのは、ただ勢いだけでした(笑)


定期的に連絡をとって近況を語り合ったり、ときにはグチを言いあったり(笑)

本当に、いろいろとありました。

そして、2009年のある日、相馬さんからこんな連絡を受けます。

『 ピーター・セージというイギリスの起業家をプロモーションすることに決めました。 』


そのとき相馬さんは、様々なプロジェクトを抱えていましたが、全てを捨てて、ピーター・セージさんのプロモーション一本に絞って活動するとのこと。

ピーターは、当時の日本ではまったくの無名です。
その、“ たったひとり ” に全てを尽くすってなかなかできるものではありません。


それからピーター・セージさんは、
1500人規模のセミナーや、
10万部突破の『 自分を超える法 』の出版などなど、日本でも広がっていくことになります。


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さて、ある時から
相馬さんと友人だということを話すと

『 えぇぇぇぇえええ!相馬さんと知り合いなんですか!! 』

と言われることが多くなりました。

でも、そのたびに
不思議な感覚になるんです。
僕にとっては、昔からの仲のいい友人の感覚だから。


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これは、相馬さんだけではありません。

かつて同じようにかつて夢を語り合った ” 無名の ” 友人で『 ◯◯さんと知り合いなんですか!?すごいですね! 』と言われる方は、もう何十人もいます。


そう言われるたびに、『 え!?彼ってそんなにすごいんだ 』って、そこで気づくという面白い感覚になります。


その彼女ら、彼らって、世の中では “ 何でもない頃 ” に繋がりました。


いま、ベストセラー作家や、名前が知られるようになろうがあまりそこは関係なく、彼らと再会したときには、いまもかつての感覚で繋がれるのです。


つまりは、『 友情 』だということです。


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僕らが “成功者” や “有名人” と
仲良くなりたいと思っても

そこで繋がろうとしているときには、
『 ひとりの人間 』として
繋がることは、絶対にできません。


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突き詰めると、常に目の前にいる相手としか繋がれないからです。


そしてそれをさらに突き詰めると、いちばん大切なのは
あなたが、”あなた自身” のことをどれだけ信じているか?
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ということになってきます。
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なぜなら、僕らが自分を信じられない時には、自分から始まっているものを全て信じていないからです。


自分の『 縁 』、自分の『 運 』、自分の『 人脈 』、自分の『 スキル 』・・・すべて信じられていないのです。

そんなときに僕らは、“ どこかにあるはず ” の『 当たりくじ 』を探しつづけています。


もし、あなたが本物の繋がりを欲しいというのであれば、どこかにある当たりくじではなく、“目の前の宝物” を大切にできるかどうかが大切になってくるということです。

だから、もし “人脈” が欲しいと望むのであれば、遠回りにみえるかもしれませんが、いま、あなたの目の前にいる、その人からスタートしてください。


目の前の “たったひとり” を大切にすることの積み重ねが、本物のご縁に繋がっていいきます。


そして、あるときあなたは、
本物の人脈がいつでも自分の手元、足元にあったということに気づくことでしょう。

 

 

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