インスピレーションについて、最近よく聞かれるのはこの2つのご質問です。
『 どうすれば、インスピレーションを活かせるのでしょうか? 』
『 本物のインスピレーションと、
ニセモノを見分ける方法ってあるんでしょうか? 』
実は、この2つのカギになるものは、たったひとつ、同じものなんです。
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それは、
あなたが “ 本来もっている感覚を活かすこと ” です。
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これまで、僕は2007年に独立して以来、コンサルタントとして様々な方のご相談に乗ってきました。
そのなかには、
・ベストセラーを何冊も排出されている作家の方
・20代の時点で年商20億円規模の事業を成功させた敏腕経営者の方
・ある業界では知る人ぞ知る有名コンサルタントの方
など・・・
すでに、様々な成果を出し続けている方々も数多くいらっしゃいます。
彼らは、“ 感覚のズレ ” を感じると、それを修正、調整するために僕の元に訪れます。
なぜならば、その “ 感覚のズレ ” を放っておくと、それがどんな結果が起きてしまうか、よく知っているからです。
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実は、僕らは無自覚で生活していると、
どんどん感覚がズレている環境のなかで暮らしています。
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なぜなら、僕らが直観や感覚的なものよりも、理論や理屈を優先する社会に生きているからです。
こんなこと、言われた経験ないでしょうか?
・「それって、あなたの単なる感覚や思いつきじゃないの?」
・「実績があるの?科学的に証明されているの?」
・「そのやり方でリスクはないの?調べたの?
失敗しない保証はあるの?」
・「なんでそう思うのか理由を説明してよ。
説明できないってことは、理屈が通らないってことでしょ」
僕らは、10代の感受性の高い時期を学校で過ごします。
そこでは、“正解”を出すことが求められます。
“答え”はカリキュラム、公式、先生の頭の中などにあるという前提です。
そのような環境で過ごすうちに、
答えは、自分の『内なる感覚』ではなく、『外にあるという感覚』になってきます。
さらに現代人は、平均して年間3万本以上ものコマーシャルに接すると言われています。
毎日新しい本が200冊、年間では7万冊以上の本が書店に並びます。
そこで『理想のライフスタイル』『年収』『生き方』『価値観』を、毎日のように刷り込まれます。
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こうやって、
どんどん僕らは、日々本来の感覚からズレていきます。
ズレた感覚から生み出されたものは、
同じように“ズレている”ものばかりになります。
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これが、インスピレーションを邪魔しているものの正体です。
ローマの哲学者ティトゥス・ルクレティウス・カルスは、こう言っています。
『 いったい何が我々の“感覚”以上に
我々に情報を与えることができようか。 』
インスピレーションで作曲したと言われるアマデウス・モーツァルトは、かつてこんなことを言っています。
『 私は他人の賞賛や批難に気を止めない。
私は純粋に自分の“感覚”に従う。 』
インスピレーションの感覚は、本来、方向指示器の役割をしてくれます。
その方向指示器がズレている状態では、どんな優れた『ビジョン設定』や、『目標設定』の手法を使っても
本来の目的地(=人生のビジョン)とはズレたものしか導け出せないのです。
結果的に、いつも「しっくりこない」ストレスや満たされない感覚の人生を、知らず知らずのうちに生きることになるのです。
あなたが、インスピレーションの源になる感覚を取り戻せば取り戻すほど、『しっくりくる』ビジョンが手に入ります。
「誰かのため」でもなく「見せるため」でもなく自分の内側から自然と喜びを実感できるビジョンです。
ニセモノと本物のインスピレーションも、感覚で分かるようになり、惑わされる事が少なくなります。
今日は、『何が、インスピレーションの邪魔をしているのか?』というテーマでお伝えしました。
「現代社会に暮らしているだけでインスピレーションをどんどん受け取りづらくなってしまう。」
ということが、なんとなくわかっていただけたかと思います。
次回は、『インスピレーションの感覚を取り戻す方法』をお伝えしますね。
楽しみにしていてくださいね!
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★ この内容を『インスピレーション力』に落とし込む ★
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☆1:どんなことを意識すれば、あなたは、
より多くのインスピレーションを受け取れるように
なりそうでしょうか?
☆2:そのために、具体的にどんな行動を
すればいいでしょうか?
☆3:それを続けていったら、
人生はどうなって生きそうでしょう?
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