以前、モテたくてモテたくて仕方なかった頃には
いかに自分をかっこよく見せるかというところに意識を向けて生きてきました。
・困っている人がいたら、オレが解決してやるぜ
・その場にいる誰よりも経験があって頼りがいあるオレ
・こんな風に、でかい仕事に関わっててねー
・あの有名人、オレと知り合いなんだよ!?
・いいお店知っててさー
つまり、必死になってかっこつけていたんです。
でも、これにはそもそも根本的・構造的な間違いがあるんですね。
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そもそも、かっこつけているという時点で
自分のことをかっこよくない
と思っているということなんです。
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だから、根っこにある自信のなさが伝わってしまうのです。
結果的に『あ、この人自分に自信がないんだねー』という印象になってしまうんです。
それは、かなりかっこ悪い。
では、そんな自信のなさが伝わらなければ大丈夫かというと・・
駄目でした。
自分にも他人にも
完璧に “かっこいいオレ” を演じてられている時でもやはりモテないのです。
それは、隙がなさすぎるからです。
完璧、完全な自分を演じてしまうと今度は隙がなくなるのです。
隙のない人に対しては僕らは緊張します。
緊張する相手と、一緒の時間を過ごしたいですか?
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むしろ、弱点満載の方が
安心して素直に心を開けます。
心を開いているということは身体も開いています。
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相手は、素直に自分を表現してくれるし
素直だからこそ、気持ちも繋がりやすくなります。
この人の前では弱い自分もさらけ出しても嫌われない。
だから、自分を出すことができそうだと好意ももってもらいやすくなるのです。
カッコつけずに、素の自分をまんま見せられるということは、それだけ逆に相手に自信があり強いという印象を与えます。
つまり、好きな人にはダサいところから見せていくのです!
恥ずかしい、見せたくない
こんなん出したら嫌われるというところから、まず出していくのです。
カッコいい自分から出してしまった場合、
その基準を無理してキープしないといけなくなります。
ダサい自分から出す事ができた場合、
後はどんどんカッコよくなる方向しか向かわなくなるのです。
そして、一番見せたくない所を見せられたとき、あなたは自分のことをもっと好きになります。
それは見せることができた勇気ある自分を好きになるからです。
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さらにもし、
自分が一番見せたくない所を見せて
相手がそれも含めて愛されたとき
そのときにもっとも愛を実感できるのです。
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僕らは、一生懸命につくりあげた “愛される自分” を愛されるより
一番醜いと信じてしまっている自分を愛されるときに愛されるということを実感するのです。
それは、僕らのもっている根源的な自分に対する嫌悪感や罪悪感への癒しへと繋がります。
一番嫌悪している自分を癒せたとき、自分をそれだけ好きになり自信も湧いてきます。
深いところから湧いてくる自信は本当のセクシーさをあなたにもたらすことへ通じます。
だからこそ、好きな人にはダサいところから見せていきましょう。
そうしたら、あなたはどんどんカッコよくなり、魅力あるセクシーな存在になることでしょう。