以前の僕は、何かを表現したり、伝えようとするときに誰かの目が気になって気になって仕方ありませんでした。
・表現は間違ってないかな・・
・正しい日本語になっているかな・・
・専門家の方から見た時に突っ込みを入れられないかな・・
・自分が分かってないだけで、変なことを書いてないかな・・
・後から自分で見て恥ずかしい思いをしないかな・・
色々考えに考え抜いて、言葉に気を遣って、表現を工夫して、やっとひとつの記事を書くことができました。
その頃は、記事をアップしても、そこまでの反響は生まれなかったです。
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大きく反響を取れるようになったのは
感じているそのままを、
生身で出すことができるようになってからです。
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自分の気持ちや、思っていることをそのまま出してしまう。
そうすると、言葉に気持ちが乗って躍動感が生まれます。
さらに、なるべく新鮮なまま余計な加工をしない方が、受け手にとってもいい気持ちで受け取りやすいものになるのです。
僕らは、”そのまま感じていること”を素直に表現している時には、相手のことを意識していません。
ですので、以外と相手側も『この人、こう感じてるんだな』と素直に受け取ってくれることが多いのです。
逆に、僕らが感じていることを色々と考えたり気を遣って表現しているときには、必ず『 誰か 』をイメージしています。
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『 自分が 』感じたことを
そのまま出したものは
それはあなたのものです。
でも、『 誰かを 』意識して
出したものは本来のあなたの表現ではありません。
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さらに面白いことに、
“誰か”を意識したメッセージは、受け手に『この人、私に何か言いたいのかな?』と伝わったりします。
感じたことを頭の中で
ゴチャゴチャとこねくり回しているうちに最初のピュアなメッセージは腐ってきます。
そして、相手も『本音ではなにかあるんじゃないのかな?』と気持ち良く受け取ってくれないことも多くなってくるのです。
感じたことをそのまま表現するということは本音をそのまま出すと言うことです。
感じている感覚、メッセージを新鮮なうちに表現するのです。
もしあなたが、これまでの人生で誰かに気を遣って表現を抑えてしまっている場合には、それをストレートにはなかなかできないかもしれません。
でも少しずつでも、本音を出してみるとあなたが思っているほど、誰かを怒らせたり傷つけるということはないということに気づくはずです。
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それは、あなた本来の人間性が伝わるからです。
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あなたの生身の本音はあなたにとっては生々しすぎて醜いものだと感じるかも知れません。
が、あなたの人間性の根っこから来るものを受け取る方が感じるときには、そこに人間らしさを感じ取ってくれるのです。
あなたの本音は、誰かを責めたり傷つけたいというより、気持ちを伝えたい、わかって欲しい、繋がりたいといった想いがこもったもののはず。
それを出すということは、あなたの真心を出すということです。
あなたの中心の声を表現するということです。
その声は、受け取る人を揺さぶり、あなたへ一歩近づいてくれるきっかけになることでしょう。
それは、その人とあなたの本音という真心が触れるからなのです。